#2 セゴビア県について

私の住んでいるセゴビア県はスペインの首都マドリッドの北西に隣接し、県都セゴビア市は県の中ではマドリッド寄りに位置します。村はそのセゴビア市からさらに15kmほど北上したところにあります。

セゴビア市からマドリッドは約100km離れています。車で約1時間半、高速列車だと約20分です。

ヒトが少ない!

セゴビア県について少しお話ししますと、9県から成るカスティージャ・イ・レオン州に属し、面積は6,923㎢、人口約15万3千人(2018年1月1日現在)、人口密度は約22人/㎢です。(出典:Instituto Nacional de Estadistica, CONOCE CASTILLA Y LEÓN

日本の県で比較すると、面積(2017年)が6,708㎢と比較的近く、かつ人口が日本で2番目に少ない島根県の人口は約69万人(2018年、以下同様)、人口密度は103人/㎢です。日本でもっとも人口の少ない鳥取県でも、約57万人が住んでいます。人口密度は、もっとも低い北海道で約64人/㎢です。(出典:帝国書院

…セゴビア県、とてつもなくヒトが少ないイメージで間違いありません。

動物はたくさん!

そのかわり、ではないですが、動物は野生も家畜もたくさんいます。牛、羊、馬(ラバやロバもたまに)、とにかくおびただしい数がだだっ広い平原にひたすら放牧されています。豚もいますが、少なくともセゴビアだと彼らは畜舎の中が多いと思います。

野生動物は、我が家の周りだとノロジカ(ディズニーアニメ「バンビ」のイメージです)、イノシシ、キツネ、アナグマ、ウサギ(穴うさぎ、野うさぎ両方います)などが生息していて、ちょっとその辺の原っぱに散歩に出れば足跡に事欠きません。ほんものの「けものみち」がたくさんあります。

今のところ、イノシシに襲われた話は聞かないのですが、これまでに一度、夜道路に飛び出してきたことはありました。ノロジカのファミリーは散歩の時、たまに遠くに見かけます。車に乗っていると、彼らが道路を走って横切っていくのに出くわすこともあります。

鳥もハゲワシなど大型の猛禽類から、小さなきれいな鳥たちまで、四季を通じて出会うことができます。ヤマウズラはよくトタトタ道を歩いていて、なかなか逃げないので車を減速しないといけないことがあり、鳥ですが動物みたいです。春にアフリカからやってくるシュバシコウなど、渡り鳥もたくさんいます。

毎日が旅

村の人々があたたかいせいか、私自身はこんなだだっ広い環境でも寂しさや退屈はまったく感じていないのですが、その方がめずらしいのかもしれません。

暮らし始めて5年近く経った今でも、「日本の生活と180度違うでしょう? 大丈夫?」と村人に聞かれることもあります。でも、大きな不便を感じることもあまりないのです。

命の洗濯にはおそらくもってこい。毎日が非日常、毎日が旅。

そんな時間を、このブログを通じて少しでも身近に感じていただけたらさいわいです。

近くのエスコバル・デ・ポレンドス村の丘の上から