#13 マジョール広場

本題に入る前に。
1ヶ月以上も投稿をお休みしてしまいました。大変申し訳ありません。

言い訳をさせていただくと、4月半ばからセゴビア市内の観光関連事業で働き始めました。パートタイムですが、土日はフル出勤です。

自分にとってスペインで初の就業であり、言葉の問題以外にも仕事を覚えるのに時間を要しており、まだまだ慣れていません。日々挑戦といった感じで、帰宅すると力が残っておらず、ブログにまったく手が回らぬまま時間が過ぎてしまいました。

今日は休みでしたが用事でセゴビア市内へ出かけたので、立ち寄ったマジョール広場のことを書きたいと思います。

水道橋から「レアル通り」を上る

マジョール広場は、英語ならメイン・スクエア、言葉通り町の中心になっている広場です。

セゴビアの場合は、カテドラル(大聖堂)がマジョール広場横にあるので、ほとんどの観光客の方がマジョール広場にも足を運ばれると思います。

水道橋のあるアソゲホ広場からマジョール広場まで伸びるメインストリートは通称「カジェ・レアル」=レアル通りと呼ばれていますが、実はこの通りの正式名称は別にあります。

アソゲホ広場から「カサ・デ・ロス・ピコス」(ファサード全面に尖った御影石の装飾が施してある家)の手前まではセルバンテス通り、そこから旧ユダヤ人街が左手に始まるコルプス広場まではフアン・ブラボ通り、そしてそこからマジョール広場まではイサベル・ラ・カトリカ(カトリック女王イサベル)通り、と3人の人物の名前が付けられています。

通常の地図で「レアル通り」を探しても見つからない可能性が高いので、注意してくださいね。

17世紀に整備された広場

広場に到着すると、まず西側のカテドラルに目を奪われます。現在のカテドラルは1525年に着工されたものの、完成までに約150年を要し、スペインで最も後に建てられたゴシック式カテドラルとなっています。

広場はカテドラルの建設にともない17世紀に整備され、市役所を含めた北側のファサードが全て一新されました。

広場の中心にはあずまやがあり、時折コンサートなどが開かれます。市役所はファサードの時計が目印です。そんなに大きくはない広場ですが、これからの季節は、広場を囲むように軒を連ねるカフェやレストランのテラス席でくつろぐのも気持ちがいいです。

11時頃のマジョール広場

水道橋からマジョール広場まではゆっくり歩いて15分ほど、かつ緩やかですが上り坂です。3つめの名所であるアルカサルはここからさらに10〜15分ほど歩きますので、ベンチなどでひと休みされるのにもちょうどよいのではないでしょうか。

フアン・ブラボ劇場とサン・ミゲル教会

カテドラルの向かいにあたる広場東側には、1917年に建設され、100年目を迎えた2017年秋に改装されたフアン・ブラボ劇場があります。20世紀初頭のスペイン建築の一例であるネオ・クラシック様式のファサードが特徴です。

改装後のピンク色がまだ鮮やかなフアン・ブラボ劇場

広場南側にはサン・ミゲル教会があり、この4月から観光目的での教会内見学(入場料4€、他の3教会と司教邸も回れるブレスレットが5€〜)も可能になりました。

この教会は現在のあずまやがある広場中心に位置していましたが、1532年に天井が崩落し、現在の場所に再建されました。崩落前のロマネスク教会の石材や装飾はそのまま再利用されたものもあり、マジョール広場側の入り口に施された3つのレリーフ(サン・ミゲル、サン・ペドロ、サン・パブロ、現在はレプリカ)もその一部です。

1474年12月13日、倒壊前のこの教会で、イサベル1世がカトリック女王として即位宣言したことで有名ですが、個人的には教会の側面に近代の普通の建物がぴったりくっついて造られていることが気になります。何か理由があるのかもしれません。

サン・ミゲル教会と、隣接して造られた建物