先週の土曜日(3月30日)は、村の植樹の日でした。植樹といっても、村役場が普段から育てている苗木を川沿いや共同墓地のそばなどに1本ずつ植えていく作業で、参加したい人は朝10時に現地に集まればいいという、いたって自由なイベントです。
去年は参加できなかったので、今年は少しでも作業を見てみたいと、出かけてきました。
苗木を植えていく
村の紹介の記事にも書きましたが、村の名前にある「ポレンドス」は村を流れる小川の名前です。川のほとりは水が豊かなので、木を植えるのにも適しています。
私が見に行った時はもう11時を過ぎていたのですが、川のそばで村の人たちが次々に苗木を植えていました。

上の写真の左に写っている男性は、川の水をバケツで汲んで運んでいました。また、手前右手は泉で、水の出る蛇口がついています(残念ながら飲み水ではありません)。

女性も鍬を持って土を掘り起こしています。

苗木のまわりには保護ネット
苗木を土に植えたら水をやり、金網でできた丈夫なネットで周囲を囲みます。

しっかり根付きますように。

ポレンドス川の流れ
苗木たちもこの水で潤うように、この小さな川のせせらぎは心を癒してくれる効果があるように思います。なかなか写真だと伝わりにくいですが、ほんの少し散策するだけでも、きもちが落ち着きます。

自然を守り、持続可能な環境を維持していくための植樹。そんな人間の営みを、川の流れや木々たちも見守っています。

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